PEOPLE

行員紹介

信託事務管理

地域経済活性化につながる融資実行。

中小企業の本業を強力にサポートする。

地域経済活性化につながる融資実行。中小企業の本業を強力にサポートする。

川﨑 千聡

2014年入行/経営学部経営学科卒

「地域支援銀行」としての社会的意義の高さに魅力を感じて入行を決めた。また、日本経済の中心である東京から、更には中小企業を中心として経済を元気にすることで、全国的な経済活動活性化への一翼を担える可能性にも惹かれた。本店業務部を経て、2015年より現職。

私の役割

公共工事代金債権信託「コントラスト」
円滑な資金供給を実現することがミッション

当行の大きな特徴の一つに信託機能を有していることがあります。この信託機能を利用した資金調達サービスが、当行独自の商品、「コントラスト」です。これは「公共工事代金債権信託」といって、東京都やその関連団体、都内区市町村から公共工事を受注・施工している民間の建設会社等が、実際に工事を行う間の資金調達を支援するサービスです。通常の融資と異なり、工事発注者の信用力を元に工事代金を信託受益権化し買い取り、工事の出来高に応じて現金化するというスキームです。企業からの決算書類等の提出が不要なため、迅速な審査により計画的な資金繰りをサポートします。公共工事は地域経済の活性化に必要不可欠なもの。「コントラスト」は地域経済活性化に貢献するサービスとして、積極的な拡大普及を進めています。その中で私は、「コントラスト」案件を締結するための信託契約書の作成を中心とした事務管理業務を担っており、企業への速やかな資金供給を実現することが、その役割です。

私の仕事

質の高いサービスの実現に向けて、
お客さまが求めているものを的確に把握する。

私の仕事は、基本的には営業部門から提示された信託契約に関する指示書に沿って、正確かつ迅速に信託契約書を作成することがメインになります。期日が決まっている業務がほとんどなので、急ぎの案件であるか、お客さまから書類が返送されているかなど逐一確認し、不測の事態が起きないように営業部門への伝達もスピーディーに行うように心がけています。「コントラスト」のお客さまへの資金供給は、工事進捗率に応じて行われます。つまり工事を査定・評価し、それに応じて融資が行われる仕組み。工事は想定外のことが発生することもあり、その都度契約書の変更も必要になってきます。そのため、営業部門との密なコミュニケーションを通じて、お客さまの現状を知ることが極めて重要です。ときにはお客さまから急な要望が入ることもあり、それは対応可能か否か、迅速に判断する必要があります。お客さまが求めていることを把握することが、質の高いサービス提供につながっていくと考えています。

私のテーマ

率先してメンバーを牽引できる人材に。
スキルアップのため資格取得にも挑戦。

配属された当初は、信託に関する知識は全くありませんでした。そのため、東京都などの発注者やお客さまとの電話応対にさえ四苦八苦していました。そんな中、取り組んだのが自作のマニュアルノートを作ること。ノート2冊にわたってびっしり書き込んだオリジナルのマニュアルを、業務時間中にくり返し確認して仕事を進めていました。マニュアルを自作したことでミスも激減し、上司から迅速かつ正確という評価の言葉もいただきました。最近では、日常業務での課題も見出せるようになり、改善策を提案し業務の効率化や生産性の向上への取り組みを進めています。現在の私のテーマは、自分の仕事を完遂するだけでなく、周囲を巻き込み率先してメンバーを牽引できる人材に成長すること。そのためにも自分のレベルアップは欠かせないと考えています。その一環として証券外務員やファイナンシャル・プランナーの資格を取得。今は宅地建物取引士の資格取得に挑戦しています。

私の職場・働き方

働きやすい風通しのいい環境の中、
信託のプロフェッショナルを目指す。

入行して驚いたことの一つが、年齢・役職に関係なく、行員間の距離が非常に近いことです。誰もが一人ひとりに心を配り、仕事の話はもちろん、世間話も含めて、真剣に時には和気あいあいと交流できる環境があります。そうした風通しの良い風土があるからこそ、一人ひとりの意見が尊重され仕事にも反映される。これがスピーディーな課題解決を実現し、より多くのお客さまのニーズに応えることを可能としているのだと思います。現在当行の信託のサービスは「コントラスト」「不動産管理信託」「有価証券信託」があります。その中で私の長期的な目標としては、どんな信託にも精通している信託のプロフェッショナルを目指していきたいと思っています。また当行では、出産・育児などのライフイベントを経験した先輩方は、育児休暇後は復職され、以前にも増して活躍されています。私も先輩たち同様に将来も長く働き続け、キャリアを積み上げていきたいと考えています。

きらぼしプライド

※部署·役職名等は取材当時のものです