PEOPLE

行員紹介

海外展開支援

銀行の枠を超え、国境も超える。

お客さまの中国でのビジネスを支援。

銀行の枠を超え、国境も超える。お客さまの中国でのビジネスを支援。

吉田 学

2010年入行/経済学部国際経済学科卒

幡ヶ谷支店で窓口融資と法人営業を担当。2016年10月淵野辺支店で法人営業。2018年10月海外戦略部に異動し、中国語を学ぶ。2019年4月、メガバンク中国深圳支店出向、2020年4月日中投資促進機構出向、2021年4月から海外戦略部兼きらぼしコンサルティング。

私の役割

メガバンクに出向し、中国駐在を経験、
知見を生かしてお客さまをサポート。

私はメガバンクの中国深圳支店と日中投資促進機構への出向を経験しました。現在はそこで得た知見を生かしながら、中国でのビジネスを考えているお客さまに対して、さまざまなサポートを提供しています。所属部署としては、きらぼし銀行海外連携部と、きらぼしコンサルティングの海外展開プロジェクトチームを兼務する形です。きらぼし銀行海外戦略部は、きらぼし銀行のお客さまの海外展開を支援する組織で、主に為替や外貨に関わる各種の金融サービスを提供しています。一方、お客さまが海外展開をする場合、金融サービス以外にも、ビジネスに踏み込んださまざまなサポートが必要です。進出国の法令、マーケット、人事・労務環境、不動産など、お客さまが求める情報は多岐にわたります。そこで、きらぼしコンサルティングの海外展開プロジェクトチームが、こうしたニーズに応えています。銀行の枠も国境も超えて、幅広くお客さまの期待に応えていく役割を担っています。

私の仕事

中国でのビジネスに何が必要か
肌感覚で理解していることが強み。

入行当時、海外に関わる仕事をすることになるとは夢にも思っておらず、もともと志望していた法人営業の仕事に取り組んでいたのですが、入行して10年弱の頃、もう少し仕事の幅を広げてみたいと思うようになりました。ちょうどそのタイミングで、メガバンクの中国深圳支店への出向者の公募があったため、手を挙げたことが現在の仕事につながっています。じつは中国語も英語もできなかったのですが、募集要項に「語学力不問」とあったので、挑戦してみることにしたのです。メガバンクの中国深圳支店では、工場を稼働させたり、進出しようとしていたりする日系の大手メーカーを金融面からサポートする仕事をしていました。また、帰国後に勤務した日中投資促進機構は、中国でビジネスを展開する企業と中国政府のパイプ役を担う組織です。こうした出向先での経験から、中国でのビジネスに何が必要なのか、肌感覚で理解できることが私の強みになっています。

私のテーマ

中国企業との合弁会社を活用し、
日本文化の輸出をサポートしたい。

きらぼし銀行は、2021年6月、中国の大手不動産グループ企業である北京兆泰集団と業務提携を結び、北京に日中合弁でのコンサルティング現地法人を設立することを発表しました。 “東京圏”の中小企業には、中国でのビジネスを希望するところが多数あるのですが、現地には世界各国の企業が進出しており競争環境は想像以上に厳しいものがあります。また、法令や文化の違い等もあって、日本企業単独での中国ビジネスの成功は難しい状況にあるといえます。そこで私たちは、北京兆泰集団との合弁会社を活用しながら、お客さまの中国でのビジネスを支援していこうと考えているわけです。私は現在、映画や芸能などの興行を行うある企業からの相談を受け、中国大使館の協力も得ながら、中国において日本映画をはじめとする日本文化を発信していく取り組みを支援しています。地方銀行の行員としては異例の仕事で、当行ならではのチャレンジングな試みだといえるでしょう。

私の職場・働き方

最終的に人を動かすのは「心」。
情熱さえあれば、いろんな挑戦が可能になる。

当行では「きらぼしびと」の育成を人材戦略に掲げています。「高い志を持ち、どうしたらできるかと創意工夫を重ね、結果にコミットする」ことを求めたものです。そもそも高い志がないとお客さまや他社の人からは相手にされません。また、激しい競争がある中で、創意工夫がないとビジネスは成功しません。そして結果を出すことで初めて、それまでの過程での努力が意味あるものになります。「きらぼしびと」に求められている要素のどれもが大切だと思っています。さらに言えば、最終的に人を動かすものは、「心」です。今、私は中国進出を考える大手企業の支援に奔走していますが、じつはこれまで当行とのお取引はない先です。私の提案に耳を傾けてもらえるのは、中国マーケットにおいて日本企業が活躍できると確信し、そのアプローチ方法について熱く語っているからでしょう。情熱さえあれば、いろんな挑戦が可能になる。きらぼし銀行はそんな会社です。

きらぼしプライド

※部署·役職名等は取材当時のものです