知的資産経営支援
知的資産経営導入プロジェクトを推進し、
お客さまサポートと若手行員育成を図る。
知的資産経営導入プロジェクトを推進し、お客さまサポートと若手行員育成を図る。
刑部 朋美
2017年入行/観光学部観光学科卒
入行後、本部で窓口、営業事務、審査などを経験後、2018年4月から八丁堀支店で法人営業を担当。2020年4月、連携推進部に異動し、知的資産経営分野の業務を担当、2021年4月から、きらぼしコンサルティングを兼務。
私の役割
連携推進部ときらぼしコンサルティングを兼務し、
お客さまの経営を多角的な視点から支援。
私はきらぼし銀行の連携推進部ときらぼしコンサルティングを兼務しています。きらぼし銀行の連携推進部は、グループを通じた外部連携強化を目的として設立された部署で、省庁や自治体などヘの出向経験者や、外部から当行に出向してきた方々が多数在籍しています。一方、きらぼしコンサルティングは、経営戦略、事業計画、事業継承、M&A、人事制度、SDGs、ICT/DXなど幅広い観点からお客さまをサポートするコンサルティング業務をしています。また、きらぼしコンサルティングは会員のお客さま向けに、各種セミナーの運営、法務・財務・税務の相談、お役立ち情報の発信、ビジネスマッチングなどの場を提供するデジタルコミュニティ「Digibata」の運営なども担っています。私は兼務の形をとりながら、知的資産経営の観点を採り入れ、多角的な視点からお客さまの経営を支援するサービスを推進しています。
私の仕事
数値化出来ない経営資源を言語化し、
経営分析に役立ててもらう取り組み。
知的資産とは、バランスシートに記載されない無形資産のことで、人材、技術、ノウハウ、特許、ブランド、組織力、顧客ネットワークなどの経営資源のことを指します。銀行は企業を評価する際に、従来、財務諸表を重視してきましたが、じつは企業の力は数値化できないものがたくさんあります。私たちはそれを知的資産として言語化することで「見える化」し、お客さま自身が自らの経営を分析する際に役立ててもらおうとしています。当行では2014年から、銀行が提供するサービスとして、プロジェクトの形でスタートさせ、半期で12社を対象に弁理士や中小企業診断士など外部の専門家の力も借りながら分析を実施しています。私の役割は営業店と専門家の先生方と連携してプロジェクトが円滑に進むように務めること。また、この手法は若手の研修にも採り入られており、知的資産経営の観点から企業と対話した記録「きらぼしレポート」を提出してもらい、添削したり優成者の発表会を開催したりしています。
私のテーマ
プロジェクト後の企業の成長を
どのように支援していくかが課題。
知的資産経営導入プロジェクトは、それ自体収益を生むものではなく、銀行が成長を期待する企業に対してサービスとして実施しているものです。従って、プロジェクト後の企業の成長をどのようにサポートしていくかが私たちの部署の課題となっています。兼務先のきらぼしコンサルティングをどのように活用していくのか、といったことも含めて、考えていかなければなりません。銀行の中では新しい分野のため前例のない取り組みであり、私にとってやりがいのある挑戦となっています。一方、知的資産経営の考え方を行内に浸透させ、銀行全体としてお客さまのサポート力を高めていくことも私たちに期待されている役割です。私は八丁堀支店で法人営業を担当していた時に「きらぼしレポート」を提出し、最優秀賞をいただいたことがあります。現在は添削する側の立場となりましたが、若手には企業経営者との対話を通して、より多角的に企業を分析する力を身につけてほしいと願っています。
私の職場・働き方
金融にも強いサービス業を目指し、
幅広い視野で銀行業を捉えたい。
きらぼし銀行は、「金融にも強い総合サービス業」を目指していることもあり、従来の銀行の枠にとらわれない新しい試みを次々に展開しています。私自身、観光学部の出身で、学生時代は銀行で働くことになるとは夢にも思っていませんでした。それだけに、幅広い視野で業務を捉えるきらぼし銀行の姿勢は、とても共感するものがあります。現在も知的資産経営という新しい切り口で銀行業務を見つめていますが、今後も新しい視点から銀行業務を眺めてみたいという想いがあります。海外と接点を持つ仕事をしたいという希望もあり、そうした経験を持つ方々からお話を聞いて夢を膨らませているところです。個人・法人のお客さまを大切にしていく銀行としての基本姿勢はしっかりと維持しながら、新しいことに思い切って挑戦していく。そんな仕事をしてみたいと思う人にとって、きらぼし銀行はとても魅力的なフィールドだと思います。
きらぼしプライド